「整体」で治療を行うと改善が期待できる症状のなかに「手や足などのしびれ」というものがあります。
しかし「手や足のしびれ」がどうして「整体での治療」で改善できるのか?と不思議に思う人もいらっしゃるかもしれません。
なぜ「手や足のしびれ」を「整体の治療」で改善することができるのか…ここではこのポイントについて解説していきます。

病院でも「異常がなかった」しびれ…

一般的に「原因がわからない」手や足のしびれが起こったら、誰でもとても不安に感じるものです。
病院で診てもらうと、「レントゲン」や「MRI」など細かな検査を行いますので、そこで「異常なし」であった場合、どうしてこんな症状が起こるのか?とより不安になるのではないでしょうか。

「整体院」でのチェック
こういった病院での検査で異常が見られなかった方への「整体院」での治療は、まず「触診」にて「骨に歪みやねじれがないか」「筋肉によじれはないか」を確認します。

筋肉によじれがあったら?
触診で「筋肉によじれ」が確認できた場合、何がわかるのでしょうか?
それはその部分の筋肉が萎縮して凝り固まっていることが分かりますし、それによって神経管などが細くなってしまい、血行不良を起こしていることが分かるのです。

骨がねじれていることがわかったら?
「骨のねじれ」が触診で確認できた場合はどうでしょうか?
骨がねじれた状態になってしまうと、神経管が圧迫されたりすることから、神経が乱れてしまう状態になっていることが分かるのです。

圧迫の度合いが酷い場合「マヒ状態」になることも。
それらの骨や筋肉のねじれ、よじれによって神経管が圧迫されることが、その状態によって「痛み」になったり「しびれ」になったりして現れます。
しかもその圧迫が酷い場合には「マヒ状態」になってしまうことさえあるんだとか。

体のバランスを崩して圧迫される神経管は「電気コード」のようなもの。

電気製品の電気コードは、椅子などで踏みつけて使うなどすると、圧迫され「電流の流れが乱れる」ことになります。
神経管が圧迫された状態も電気コードに似ていて、そのような状態になることで普段では何も感じないものが「痛み」や「しびれ」などの症状となって現れます。
圧迫が酷くなると電気コードは電気が流れなくなってしまうように、体には「マヒ状態」が起こる、というわけ。
そう考えると、「精密検査で異常がないしびれ」とは、「体が歪んで神経管を圧迫しているサイン」とも取れるのかもしれません。