「整体」に通って改善する症状のなかで、次に多いものが「ひざの痛み」の悩みなんだそうです。
「ひざ」は年齢を重ねるごとに、だんだん弱ってくる部分ですし、軟骨が磨り減ってくる、などといわれているところですね。
この部分の痛みを改善するのになぜ「整体」の「手技療法」が効果的なのでしょうか?
ここでは「整体」の技術と「ひざの痛みの改善」について解説していきます。

医療機関でのレントゲンでも異常がない「ひざ痛」…

医療機関で「ひざ痛」を改善しようと通ってみたものの、電気治療を何年もやっているけどまったく痛みが消えない、といった方が「整体院」を訪れたケースの場合、ひざ部分の骨格ではなく「腰部分の骨格の歪みが影響していた」という場合が半数にものぼるんだそうです。
骨盤の中心部にあたる「仙骨」に歪みが生じている場合は、それだけが原因でひざが痛み出すことがあるということ。
この部分を「整体」の「手技療法」で矯正すると、膝に関わっている神経を圧迫している部位をなくすことができ、「ひざ痛」が改善されるのです。

上半身がアンバランスになっていて「ひざ痛に」?

他の場合の「ひざ痛」の原因を探ると、上半身と下半身とのバランスが悪くなってしまい、筋がこわばってしまうことでそこから「ひざ痛」をおこしていることもあるんだそうです。
なぜそういったことが「ひざ痛」につながるのかというと、「重心がきちんと取れていない状態で」生活することは、下半身がそのバランスを無理に保とうとすることになってしまい、「ひざ」に負荷がかかってしまうからです。
偏った状態で歩いたり生活しているだけで、「ひざ」の関節が磨り減ったり「変形」させてしまうことさえあるということ。
こういったことは「ひざ」だけを診ていても分からないですよね。

「外反母趾」が足骨に影響し「ひざ痛」の原因に?!

女性に特に多いのが「外反母趾」ですが、なんとこれが原因になって「ひざ痛」を引き起こしている場合もあるんだそう。
「外反母趾」になると、どうしても「歩き方」が不自然になってきてしまい、そこから「足骨」がずれてしまうことがあるというのです。
「足骨のずれ」はやがてひざに負荷をかけることになってしまい、「ひざ痛」を起こすのです。
そういったことが起因している場合には、「足骨」の矯正を行っていくことで、痛みを改善していきます。