「整体師」には「民間の資格」しかない?

「整体師」には「国家資格や免許」がないため、「民間の資格」を取得するなどして開業する場合が多いようです。
基本的には「技術を習得していれば開業できる」ため、一般の人がそれだけを聞くと不安に感じてしまうかもしれません。
しかし「整体師」になるための知識の中には病理学や整形外科学・解剖学や生理学などの「基礎医学」が必須であり、整体独自の手技である「矯正」ができなくてはなりません。
そういったポイントで、これらさまざまな基礎医学と技術を学び、「資格免許」を専門学校などで取得し、現在活躍されている方がほとんど。
きちんとこういったスキルがあることは間違いないので、安心して体のバランスの調整をお任せすることができるのです。

「薬」では治らない体の不調を治す「整体院」。

「整体」では、医療のように「薬物」による処方は行っていません。
基本的には体の骨格や筋肉のバランスなどの問題点を見つけ出し、そこが改善するように「手技」でアプローチしていくものです。
逆に言えば、その「整体師の技術が高い」ならば、体のアンバランスがどんどん改善されることで、患者本来の持っている「自然治癒力そのものが回復」し、「病気になりにくい体」を作ってくれるということ。
「薬」に頼れば「薬の知識」があれば、それを服用すれば体は回復するかもしれませんが、根本的に不調になった原因が残ったままでは、また不調になったときには「薬に頼ることに」なりますよね。
しかし「薬」には副作用もある。
「薬に頼らずに自然治癒力だけで不調を改善」できるほうが、長い目で見てきっと体にはいいはずです。
そういった意味では自分の気付かなかった体の不調の原因を突き止めてくれるもの、改善してくれるのも「整体師」。
医療機関で不調が改善しなかった人が「整体院」を多く訪れているのには、こういったポイントがあるんですね。
体の歪みなどの根本原因を改善して、健やかになっていくことに役立っているのです。